[監修]
東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座主任教授 朝比奈 昭彦 先生
公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院特任副院長兼皮膚科部長 東山 眞里 先生

乾癬や関節症性乾癬の症状を悪化させないためには、適切な治療だけではなく普段から症状の悪化の原因をできるだけ避け、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。

皮膚の管理

毎日お風呂に入り皮膚を清潔に保ちましょう。ただしゴシゴシ洗ったり熱い湯ぶねにつかるなど、皮膚に過度の刺激を与えることは避けましょう。
体を強くしめつけるような、皮膚を刺激しやすい服は避けましょう。

入浴イメージ

ストレス発散

ストレスをできるだけためこまないように自分なりのストレス発散法をみつけ、リラックスできる時間をつくりましょう。睡眠不足や疲労の蓄積も大敵です。

バランスのとれた食事

脂っこいものや糖質の摂りすぎに注意し、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。

食事イメージ

感染症対策

かぜなどの感染症にかからないように、日頃からうがいと手洗いを心がけ、体調管理に気をつけましょう。

関節への負担の軽減

関節などに痛みや腫れがある場合や、疲れを感じる場合は、無理をせず、身体を休めましょう。